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訪問看護師に求められる「認知症の人のアセスメントとケア・連携」10のポイント

浅井東診療所 看護師

認知症ケア上級専門士/学会認定プライマリ・ケア看護師

北村恵子


1.その人それぞれに合った在宅医療・サービスを考える

訪問看護師は、認知症の人が持つ疾患に合わせて、本人や家族が自宅でできる医療の対応を行います。


身体面のみの評価だけでなく、認知機能も同時に評価することで、本人のセルフケア能力と各サービスの支援の量と内容を判断します。


2.認知症と主疾患の進行度を評価して今後のケア目標を立てる


自宅では、認知症も主疾患も、病院のようにいつでも画像診断できる環境はありません。したがって、日々の生活の変化を通して心身を評価し、今後起こりうる症状を予測します。


そして、どのような医療やケアであれば本人に受け入れてもらえるのか、意思を確認しながらサービスに繋げていくことが大切になります。


3. BPSDやせん妄の要因を見極め、情報を共有する


認知症の人が在宅生活を続けられない要因の一つに、BPSDやせん妄があります。家族等介護者にとって負担になることはもちろん、本人にとっても苦痛なものです。


BPSDやせん妄の要因を「認知症だから仕方がない」と決めつけず、体調悪化の有無も見逃さないことが大切です。急に意識レベルなどが変わった場合、せん妄の可能性が高いです。


受診して治療の情報は日誌などにまとめ、多職種で共有します。


訪問看護師は、多職種の中で体調マネジメントのリーダーシップをとる役割を持っています。ノートや日誌、お薬手帳を活用して、「何をみるのか」がわかるように共有することが良いでしょう。


最近は訪問看護ステーションの訪問記録がペーパーレスになっている事業所も多いようで、私が訪問診療に行っても訪問看護の記録がなくて困ることもあります。時代に応じた方法でうまく共有することが必要になってきたと感じています。


(この続き:2635文字)

 

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